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料金設定について

お店を始めるにあたり、決定までに時間が掛かったのが料金の設定でした。



販売商品に関しましては、メーカーから指定された売値が決まっておりますので簡単なのですが、技術料金に関しては全て自分で決めております。



いわゆる相場はあるのですが、これに囚われたくないという想いはあります。

なのでリサーチもほぼしておりません。



分かりやすく「カット料金」を例にしてみます。



お客様側からすると、「お店や立場によって何千円もカット料金が違うのはなぜなのか?」

という疑問があるかと思いますが、それはお店によって理由が違いますので、「那須は」という前提で進めさせて頂きます。(気になる方は担当の美容師さんに聞いてみてください)



横浜のサロンに勤めていた時のカット料金が¥5940でした。

ここは「相場」が大きく関係あります。

なぜなら、同じサロンに何人もスタイリストが居て、その中で共存共栄して競争までしないといけなかったからです。立場が変わった時に少しづつ変えておりました。



今は、自分のカット料金は、、、という風に考えております。



すなわち、カット料金とは自分にとって「価値」であります。



お客様にとっては、洋服や靴の「仕立て」だと思って頂けると分かりやすいかとおもいます。(もちろんそれ以外に人柄やサロンで過ごす時間といった要素も、長く通われる方にとっては重要ですが)



すなわち、「デザイン料」+「技術料」(+サービス料)

だと考えており、パッと見に派手さが無くても着やすさだったり、持ちであったり、着た時のシルエットの良さであったり、というのはカタログ等を見てもあまり伝わらず、実際に切って(着て)過ごして頂かないと分からない部分ではないでしょうか。

(ヘアカタ撮影は好きですが)



美容室を料金で選ぶ前に、1〜2ヶ月間「毎日着るお洋服に幾らなら払えるか?」という視点で見てから決めても面白いかもしれません。




ちなみにこれは、自分はカットに自信があるというような事を伝えたい訳ではなく、料金を決めた理由を知って頂く為のブログでした*






京都 北山サロン SAIen. オーナー那須






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