丁寧という訳では無いのかな。

最終更新: 2019年9月13日

目的がある時は寄り道するのが煩わしくなってしまう方なのですが、ある看板に心を動かされました。


一泊旅行の帰り道、「山下 清 原画展 まで25km」。



寄り道するにはなかなかの距離なのですが、

小学生の頃ドラマが好きで、「裸の大将」を観ていたのを思い出して行って参りました。



風情ある夏の飛騨高山には外国からの観光客も多く、賑わっておりました。





そして原画展のある3階建ての昭和風情のあるお店には、古い看板や絵葉書が入口から並んでおりました。



中に入る前、受付の方が丁寧に説明して下さり、「ハサミは危ないので持たせてもらえず、全て紙を手でちぎって作られたんですよ〜」と教えてもらいました。



(写真はNGでしたのでありませんが)

それぞれの作品には温かみがあり、個性があり、

見ていて楽しくなります。



お金や名誉の為の作品ではなく、お礼としての作品や、遊び心で作ったものなのかなぁ…と、作ってる姿まで想像してしまいます。


きっと、丁寧に作ったのではなく、一生懸命夢中になりながら作ったんだろうなと。



人の手ってこんなに繊細に紙を切れるのか、という感じです。



美容師はハサミを使う仕事ですが、これが本当の「手作り」なんだなと、自分の仕事と重ねてしまいました。



高級感のある内装で、特別なおもてなしを受けながらの施術も素晴らしいですが、本当に人がされて嬉しいのって、心が入ってるかどうかなんだろうなと思います。



お客様のヘアスタイルは美容師の作品ではありませんが、もっと気持ちを入れて仕事は出来るはず…。


そんなことに気づかされました。




たまには寄り道も良いものです。





京都 北山サロン SAIen. 那須





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