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執筆者の写真kenji nasu

サービスについて

SAIen.では、他のサロンでは当たり前にあるサービスが無かったりする事があります。



例えば、肩のマッサージやシャンプー後のホットタオル。



美容室に行った時のこれが楽しみ!という声も少なくありませんが、当店では有ったり無かったりします。



気まぐれではありません。笑



例えば、お出掛け前にサロンに来て下さったとします。

今日は大事な同窓会。

出来るだけキレイに仕上げて欲しいけど、あまり時間が無いとしましょう。



そんな時、限られた時間の中でのマッサージやホットタオルの時間は本当に必要でしょうか?


この場合は、その時間を充分な仕上げに充てた方が良いというのが自分の考えです。




逆のケースですと、常連のお客様でサロンの近くにお住いの方が、19時頃お仕事帰りにご来店されたとします。

後は家に帰ってゆっくりするだけ。


そんな時に、一生懸命ブローして巻いて仕上げて、丁寧にスタイリング剤まで着けて…なんて事はあまりしませんよね。笑 (ご要望があればしています)


その分しっかりと気持ちの良いマッサージをして、仕上げは簡単に乾かすだけで良いのかなと思います。



時間が限られているのは、お客様だけでなく美容師も同じです。


限られた時間の中で良いものを提供したい。

という考えは、どの美容師さんもあまり変わらないと思うのですが、その「良いもの」というのが、「滞在時間中の一連のサービス」では無く、「ヘアスタイルの仕上がり」に傾いたりする事もあるということです。



そんな時に、いつもと同じ流れで同じサービスを、というのが本当にベストなのでしょうか?

と、いつも考えています。



技術は早くて上手いのが良いのかもしれませんが、マッサージやホットタオルにこれが当てはまるでしょうか?




カウンセリングで、「髪にボリュームが出なくて…」

とお悩みのお客様には、ご自宅でのマッサージとドライヤーのやり方をしっかりとお伝えする分、どこかを省いていたりします。

極端に言うと、それがサロンでのトリートメントの時間だったりする事もあります。



*お互いに急いでいる中で行うマッサージ。

*気持ち良いというだけの理由のホットタオル。

*喉が乾いていない時に出されるドリンク。

*特に要望が無い時の長いカウンセリング。

*ゆっくりしたい時の無駄な会話。

*聞いてもいないアドバイス。

*少ししかカットしていない後のお流し。

*急いでいる時の丁寧過ぎるお会計。

*早く帰りたい時のアフター的な会話。



時に、良かれと思ってやっている事が裏目になる事があり、それらは短縮するのでは無くて、バッサリと無くしてしまった方が良いのでは?

と思う事もあるのです。




そのお客様がサロンに来られた理由が、

1.癒されたくて

2.忙しいけどイベント事があるから

3.今のスタイルをキープしたくて

4.イメージをガラッと変えたくて

5.他サロンでのスタイルが気に入らないから直して欲しくて

6.美容師と話したい事があって


まだまだあるでしょうが、ご来店頂いた理由が違う中で、「毎回同じサービスを提供する」という事に価値を置かないサロンで在りたいなと思っております。



その日、その時、その方によってサービス内容が違うという事です。




その時々の判断が必ずしも正解ではないかもしれませんが、毎回決められた内容のサービスよりも、毎回違ったとしてもこちらで判断し提供するサービス。


そこに価値があると考えております。



2〜3人で協力したり、色々と工夫すれば良いのでしょうが、一人でやっているうえ、時間には限りがあります。



その中で、お客様に求められるものを提供する為には、思い切って無くしたり、場合によっては時間を掛けたりする事も必要だと考えております。



あれ??今日はマッサージ無かったな…

今日はカウンセリングが長かったな…

カット中は話さなかったけど、仕上げの時はなんかよく喋ってたな…



など、色々と感じられる事もあるかもしれませんが、自分なりに考えてやっているつもりですので、どうか暖かく見守ってやって下さい。


そして、サロンへのご要望やご感想は何なりと仰って下さい。




プロとしてはどうなのかな?と自分で思う事もありますが、サロンとしてのベストな在り方を模索しております。




※自作した看板。失敗バージョンです…

只今作り直しております。




京都 北山サロン SAIen. 那須






















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